指定通行区分違反

04.2.25

月曜日珍しく車で取引先へ納品へ行く。
靖国神社方面から内堀通りを、六本木通りに入る所、国会議事堂前
まっすぐ入ってしまうと右折ができない。
「おっと違ったと左の車線に入る」交差点の向こうに2台の白バイが
待ち伏せていた。「まずいな」と思った。案の定その一台がやって来た。
「今の所では車線変更ができません。」
「六本木通りに入りたかったのですが、そこからでは右折できないのに
うっかり車線を間違えました。すみませんでした・・・。」
後続車両もなく、なにも謝る必要はなかったのだが、シタデに出た。
「免許証を見せてください。反則切符を切ります。」
「ちょっと待ってください。わずかに判断ミスをしたのは悪かったです。
謝っているじゃないですか。」
「ここは車線が多く、右折していく通りが続き、右折車線に入るポイント
が間違え易いんです。わずか4〜50Mの車線の選択ミス、
違反はしたがそれが重大な危険を生む状況ではなかった。
それをあたかも待ち伏せていたかのようにして捕まえ、法律をたてに
善良なる納税者に対し反則切符を切るなど到底納得がいきません。」
「世の中は法律通り杓子定規では円滑には回らないのです
法律はもっと弾力的に運用すべきではないですか。」
「納得の出来ない書類などにはサインはできません。」
延々と30分ほど問答を繰り返す。

麹町署 交通執行巡査 山田慎太郎 は最後まで許してはくれません
でした。
彼は「この仕事に誇りを持っている。」と言っていました。

今や警察官のモラルは地に落ちています。非番警官女児連れまわしが
あったばかり。北海道警では組織的裏金作りが内部告発されました。
年々検挙率は下がり、市民の懇願には耳をかさず、交通警官は取り易
い所から反則をとり自分の実績作りばかり考えているとしか思われ
ません。
国民から信頼される警察とは程遠い現状だと言わざるを得ないのです。
「もっとやるべき仕事がたくさん山ほどモリっとあるだろう。」
・・と、善良なる納税者(納税額はわずかだが)は考えるのであります。