【 旧店舗 】 | |
◆交通 |
中仙道の旧板橋宿。1923年(大正12年)2代目山田正雄が栃木県 日光市より上京。当地に印章店 山田印舗を開く。
初代の山田平次郎については1856年京都生まれ。東京へ上京後印鑑彫刻の修行の後1890年代 縁あって栃木県日光市東照宮前にて独立開業している。
1905年49歳にて死去。
現在は4代目の私、山田康雄が店を運営しています。1997年7月アパレルメーカーを退職し「山田印舗 」を引継ぎ、屋号を「あかね工房」に変更。
その年店を全面改装し「赤いテントのお店」として再スタート。
1998年 当地に再開発のマンション計画の話しが持ち上がる。店舗改装直後のことでもあり、少々時期尚早の感はあるものの決断する。
2000年11月建物取り壊し始まる。仮店舗へ移動。
19世紀末に創業した当店は20世紀初め暫くの中断はあったものの復興され、今 21世紀へ繋がれようとしている。
2002年3月 コスモ板橋区役所前 完成
2002年4月 同ビル1Fに あかね工房 新店舗 オープン
1856年 |
初代 山田平次郎 京都に誕生 |
1897年 |
山田平次郎 栃木県 日光市 東照宮前にて創業 |
1900年 |
2代目 山田正雄 日光 に誕生 |
1905年 |
山田平次郎 死去 |
1923年 |
山田正雄 東京 板橋にて山田印舗 開業 |
1925年 |
3代目 山田光雄 誕生 |
1956年 |
4代目 山田康雄 誕生 |
1972年 |
松坂屋 高島平店に出店 |
1976年 |
山田正雄 死去 |
1992年 |
松坂屋店より撤退 |
1997年 |
山田康雄 山田印舗 を引継ぎ 屋号を「あかね工房」に変更 店舗を全面改装 |
1998年 |
当地に再開発マンション建設の話しが持ち上がる |
1999年 |
独自ドメイン取得 ホームページ開設 |
2000年 |
当地 マンション建設計画のため仮店舗へ移動 |
2002年 |
元の地 仲宿55-4 に新店舗 オープン |
今、商店街を見回しても一部の業種を除いて○○屋さんという商店が本当に少なくなりました。
現在、はんこ屋さんは全国に約6000店あると言われています。
平均年令が60歳。後継者不足と、もともとが職人であり商売人ではなかった為「きれい」・「明るい」・「楽しい」・「魅力のある」というキーワードにどうも疎かったようです。
印章業界も遅ればせながら職人の時代からマーケティングを考える時代になってきたようです。
当店の理念として「従来のはんこ屋のイメージを払拭し広く社会に市場を求める。」足掛け3世紀という山田印舗以来の長い実績を踏まえ、地元、板橋のお客様はもちろん、インターネットを通じ全国のお客様へサービスを提供していきたいと思います。
(従来のはんこ屋とは・・・)
●店が古い ●暗い ●目立たない ●中が見えない ●入りにくい ●楽しくない・魅力がない ●値段が解らない=(高そうで恐い) ●開運・祈祷・占い=(うさんくさい)
●がんこそうなおやじ ●一級技能士うんぬん ●巨大な象牙や水牛の角などを飾る
当店も以前はいくつかの点でそうでした。こうしたことがいいとか悪いとかではなく、やはり時代が変わり、街が変わり、お店の在り方が大きく変わってきている以上、はんこ屋さんも前向きに志向していかなければならないと思うのです。