驕れる者は久しからず(亀田大毅問題) 07.10.18

内藤VS亀田戦から一週間経ち遂に昨日謝罪会見となりました。
すごい方向に向かっています。亀田興毅VSランダエタ戦の時にもましていよいよこの亀田一家も終わりでしょうか。亀田兄弟オフィシャルホームページもむなしく10月10日(試合前日)でストップしています。亀田一家の悪態、ボクシングスピリットの欠如は世間で言われているとおり同感であります。

ボクシングの世界でのビッグマウスと言えばモハメド・アリでしょう。素行の悪さではマイク・タイソン ホリフィールドの耳を食いちぎりました。バーナード・ホプキンスもかつて刑務所に収監されたこともあります。しかし亀田と決定的に違うのは本人の実力です。やくざな親父も出てこないしマスコミに過剰に持ち上げられ我を忘れた虚像ではなかったのです。自分の拳で地位を掴んでいったのです。
アリもデビューした当初は相当非難を受けたようです。しかしアリにはバンディーニ・ブラウン、アンジェロ・ダンディーという軍師がいた。タイソンにもカス・ダマトがいた。

亀田兄弟にはそうした師がいなかった。亀田史郎教祖のカルト一家だった。しかしそれも所詮はTBSのソフトの1つにずぎなかったのでしょう。さんざん持ち上げておいて叩き落とす。ホリエモンの時とまったく同じ構図です。哀れ亀田教団。メディア社会の危うさ、怖さの一端が見えるのです。
安倍晋三君もそうでありましたが、空気が読めないと大変な事になる世の中であります。